のっぽパン--クリーム。

"のっぽパン"、30年前からの元祖、"クリーム"ッ!
まさに、原点に舞い戻れる、お味ですっ!
今回、"のっぽ"の復活にあたり、
種類も数も、もりっと盛りだくさんになっていますっ。
"米米クラブ"かっ!と云うくらい(?)、
菓子パン部門だけでも、ざっと12種も勢ぞろいしているのですが、
やはり、"のっぽ"の起源とも云える、元祖の"クリーム"から、
さっそくランデブーしたいと思いますっ。

"飽きのこない特製クリームをサンドした懐かしい味わい。
元祖のっぽパン!"
と云うわけで、
"のっぽパン クリーム"です。
生地は、以前とおんなじで、黒コッペとなっています。
いまのいままでは、種類によって、黒と白の、
ふたつの生地が存在していています。
登場の割り合いで云えば、圧倒的に、白が幅を利かせていますが、
新"のっぽ"には、白は参戦していない模様です。
さて、慎重に、そして、ご丁寧に、金の針金(?)をほどき、
こそっと袋の口を開いてみると、以前とまったく変わりのない、
小麦の香ばしいかおりが、もふんっと鼻腔に進入してきますっ。
すると、独身の、脳内の神経伝達物質であるシナプスは、
びびびっと激しく反応し、旧の生地のお味をよみがえらせますっ。
感慨無量で、なかなか生地に喰らいつくことが出来ませんが、
そ~ぉっと、やさしく触れるかのごとく、端っこの生地をちぎり、
そのまま、ゆっくりと、しかし、確実に、独身のお口へとお運びしますっ。
ひとくち、もぐっとすると、生地は、相も変わらず、
ぐぐっと、いい噛み応えを持ち合わせていることがわかりますっ。
とくに、表面は、軽くフランスパンを妄想っとさせるような、
はりっとした、活きのいい(?)ハリを感じますっ。
キメは、あっちこっちに気泡があって、
はじめは、もふっもふっと、軽い空気感のようなものがあります。
しかし、キメ自体が、ぱしっと、ぴしっと、
腰が入っている、と云うか、筋肉質、と云うか、
とにかく、いい引き締まりっぷりを見せつけています。
さらに、もぐもぐしていくと、やがて、
生地が、じゃくじゃくっと、切れがよろしくなっていきます。
このへんの、切れのよさが、生まれたての、
みずみずしい、新鮮な"のっぽ"と云った雰囲気をほうふつっとさせていますっ。
お味のほうは、はじめは、表面のお焦げが、
ぼふんっと、いい香ばしい風味を放ってくれますっ。
そのあと、小麦の、そのままの、自然で、
素朴な風味がお口に広がっていきます。
しかともぐもぐしていくと、今度は、
小麦がまろやか~になっていることに気づきます。
なんだか、小麦がおだやか、と云うか、
丸くなっているような印象を受けます。
これは、"徳永英明さん"が云うところの、
♪思春期にぃっ、少~年からぁっ、おとなにっ、変わるっ♪
ってやつでしょうか(?)。

生地をべろっと開いてみると、こちらも、
相も変わらず、淡~く、やわらかなクリーム色のクリームが登場です。
ここまでは、ほとんど以前と様子に変化は見受けられないのですが、
唯一、と云うか、ここ!と云う違いは、生地の端から端まで、
びっちりと、クリームが詰め込まれていることですっ。
それまでは、機械での作業と云うこともあってか、
中には、2~3cmほど、端にクリームが不在なこともあったのですが、
今回、専門店のほうで、従業員さんが、ひとつ、ひとつ、
生地にクリームを盛り込んでくださることもあって、しかと、
クリームが行き届いてきますっ。
まさに、"山本山"よろしく(?)、両方の端から喰らっても、
はじめっからクリームにありつけると云うわけですっ。
さっそく、べべっと喰らいついてみると、
つるっと、つやっとした食感も、ご健在のようですっ。
はじめは、マーガリンのような、つやっと感があるのですが、
そのままお口にすると、やがて、舌べろの上で、
てろ~っと、なめらか~にとろけていきますっ。
お味のほうも、じゅわっとお砂糖の甘味が一気に登場して、
そのあと、練乳のような、マーガリンのようなコクが参戦してきます。

独身、いまのいままで、数多の菓子パンを喰らっていますが、
このクリームのお味は、まさに、"のっぽ"オンリーで、
ほかにはどこにも存在しない、唯一のお味です。
そのため、いったい、どのように表現、比ゆすれば、
このお味を妄想して頂けるのか、流石の妄想族の独身でも、
なかなか適切なことばが浮かび上がってきます。
ただ、これが"クリームのっぽ"のお味、
としか、云いようがありません。
この、懐かしく、いい意味で、素朴感満載の甘味が、
じょわんっと、お口に広がると、それだけで、
幸福なこころ持ちになりますっ。
小学生のとき、下校途中のスーパーで、
偶然、母の自転車を発見し、
「おやつに"のっぽ"買って~ぇ。」
と、おねだりした記憶が、まざまざっと思い起こされます。
"のっぽ"の原点である、この"クリーム"を頂くと、
なんだか、こちらまで、幼いころの、無垢で、
純粋だったこころ持ちに戻れるような気がしますっ。
いっそ、このまま、シワ、シミも消えて、
お肌も原点に戻ってくれないものかと、つい、思ってしまいます、、。
そのへんが、年増の独身おんなの、現実ってやつです、、。

品名:クリームのっぽ。
値段:130円。
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